土地と建物自体の予算の折り合い・配分はどれくらいがよい?

zeroichi 2019-07-27 16:02

 

予算のバランスをとるには、まずどのような建物を建てたいかを具体化させておくことがポイント

 

一軒家の購入では、全体の予算をいくらにするかだけでなく、予算のうち土地の取得にかける部分と建物の購入にかける部分をそれぞれどのようにするかも非常に重要です。予算のバランスのとり方には正解は無く、欲しい土地の面積・形状や建てたい家の広さ・階数などによって大きく変わってきます。
一軒家は、取得した土地の上に建物を建てることになるため、多くの人は最初に土地を探さなければならないと考えます。しかし、この考えにしたがってすすめていくと、ケースによっては予算のバランスが著しく悪くなることがあり、土地の上に建てる建物をどうするかを考える段階になったときに予算が足りなくなり、思い描いていた家を建てることができずに妥協を余儀なくされる可能性があります。予算のバランスをうまくとりたいときは、土地探しをはじめる前に敷地の上にどのような建物を建てたいかを具体化させておくことがポイントです。人間は土地の上ではなく建物の中で生活するものであり、一度建てた家ではよほどのことがない限り何十年にもわたって生活をしていくことになります。敷地の上に建てる建物については極力妥協せず、理想に近い形にできるように努力しましょう。

 

敷地内に建てる場合に必要となる広さと坪単価などをもとに、建物本体の購入にかかる費用を概算することができるようになります

理想の住まいが定まれば、それを敷地内に建てる場合に必要となる広さと坪単価などをもとに、建物本体の購入にかかる費用を概算することができるようになります。また、付帯工事費が建物本体にかかる費用の2割程度、諸費用については1割程度が相場となっているため、概算の建物本体の取得費がわかれば付帯工事費と諸費用についてもおおよその額を計算でき、それらを建物本体の費用と足し合わせれば自宅の概算取得費用がわかります。

 

建物に関わる費用の全体感=概算の建物本体の取得費+付帯工事(建物価格の約2割)+諸費用(建物価格の約1割)

例えば、1500万円の建物の設計コストが掛かる住宅の場合

1500万+300万+150万=1950万円がおおよその建物に関わる費用となります。ここでいう付帯工事とは以前のブログで掲載したような建物に直接的には関わらない費用の事です

ここまでが判明すれば、全体の予算から土地代にあてられる金額もわかるようになり、引っ越したい場所に取得できそうな土地があるかどうかを探す際の参考にすることができます。

全体の予算感が合わない場合は、建物のスペックの再検討と優先順位を考えましょう

もし、取得できそうな土地がなければ、予算の折り合いをつけるために建物のスペックを再検討して費用の再計算をします。この作業は、敷地の上に建てたい建物を具体化させる段階で、こだわりたい部分とあまり重視しない部分を明確にし、ある程度優先順位を決めておくとやりやすくなります。また、建物代は建材のグレードを落としたり、屋内外に置く設備の見直しをすることでも見直すことができるので、こだわりを捨てきれない場合は検討してみましょう。

 

最後に

ここまでの作業はすべて一軒家を持つ人本人で行うのが基本ですが、大抵の購入者は不動産や建築に関する知識が無く、バランス良く予算を配分するのは非常に難しいです。時間をかけて考えても予算のバランスをうまくとれないのであれば、私たちのような不動産と建築どちらも理解しているような会社に相談してみてはいかがでしょうか??