資金計画とバランスシート

zeroichi 2019-09-18 14:27

資金計画とバランスシートは住宅購入における第1歩

これから住宅購入を検討する人が、まず考えなければいけないのが資金計画についてです。ローンで地道に返済をしていけば良い、と安易に考えてしまうと失敗する可能性があります。もしかしたら移り変わるライフスタイルの影響で、支払いが困難になってしまう可能性もあり、実際、返済が厳しくなって結果的にマイホームを手放す羽目になったケースも珍しくありません。大きな買い物だからこそ資金計画を緻密に練り上げ、同時にバランスシートについても加味していくことが望ましいのです。

住宅ローンとは長期的に考える事が大事

資金計画を考えるポイントとしては、やはり将来的にも返済をしていけるのかどうかが重要です。住宅ローンを組んだ場合、完済まで30年前後の期間が掛かることが多く、その間にも子供が生まれた、親の介護が必要になったなどで使えるお金が大きく変化することもあります。なお、資金面について整理をする際には、バランスシートを作成してみるのもおすすめです。資産や負債、そして純資産という項目に分けて考えますが、純資産が大きくマイナスに転じるようなら注意しなければいけません。基本的にはプラスの状態が望ましいところ、債務超過であるマイナスが大きいと家計が破綻する恐れがあります。住宅ローンを組んだばかりの時は一時的なマイナスになるのは珍しくないものの、今後も債務超過状態が解消できない見込みですと、完済が難しくなる可能性が高まるでしょう。しっかりと家計を見直し、コツコツと資産を増やしていけるのか考えてみることが大切です。

住宅ローンの金利の種類と選び方のコツ

資金計画については、金利の選び方も重要です。魅力的に映るのが低金利の住宅ローンですが、その金利の安さがずっと続くわけではない場合がありますので要注意と言えます。変動型や固定期間選択型という商品ですと、最初は安い金利ではあるものの、返済途中に金利が上がり返済額も増してしまうのです。現時点でギリギリの返済計画になる見込みの場合、後に返済が難しくなる可能性が出てきます。金利変動のリスクが不安ならば、全期間固定型という商品もあり、返済額を一定にすることができますので、こうした選択肢を視野に入れてみるのも良いかもしれません。

老後の生活もイメージしながら住宅ローンを考える

定年までに完済できるかどうかもチェックした方が良いでしょう。退職金や年金が当てにならない可能性がある昨今、定年後にまで返済が続く計算ですと、老後の不安にもなりかねません。定年の年齢から自分の今の年齢を引いた数字が、理想的な返済期間と言えるため、どの程度の期間が見込まれるのか考えてみることが大切です。もちろん、短期間で返済をするために毎月多く返していくこともできますが、その分、負担は増してしまいます。途中から繰り上げ返済をすることもできますので、最初は返済期間を長く見積もっておき、繰り上げができるようなら返済に注力してみるのも良いかもしれません。バランスシートにおける計算を踏まえつつ、ベストな返済シミュレーションを練り上げていきましょう。