新築住宅を建てる時に、建物費用以外でどんな費用がどれくらいかかるの?

zeroichi 2019-06-28 20:56

建築費用以外にかかっている費用を解説

ゼロイチの奥園です。さて今回は新築住宅を建築するときに気になる点シリーズ第1弾です。よく建物の新築の建築費用が1500万円や2000万円などと記載されている事が多いですが、実際はそれ以外にどのような費用がかかるのかって気になりませんか?今回はそのあたりをご紹介したいと思います。

付帯工事費が2割で諸費用が1割

新築住宅を建てる時には、建物費用以外でも様々な費用が必要になってきます。ざっくり言うと、建物に関わる費用が7割、その他が3割くらいの割合になります。その3割の内訳は、付帯工事費が2割で諸費用が1割となります。では、具体的にどのようなものに対して、どのくらいの費用が発生するのかをみていきましょう。

付帯工事

まず、付帯工事についてですが、家を建てるときには建物本体の工事以外にも「解体工事」「造成工事」「基礎補強工事」「上下水道の引込費用」などの工事費用のほか、インテリア及びエクステリア関連の費用などがかかってくることがあります。解体工事費用については古い住まいを壊して建て替える際に発生するものですが、坪あたり木造の場合は35,000円くらいから、鉄筋・鉄骨の場合坪40,000円くらいかとなります。

造成工事

造成工事というのは、敷地に高低差がある場合に整地したり擁壁を作ったりするための費用です。造成工事費用は傾斜度によって変わり、傾斜が3度~5度で坪33,500円前後、5度~10度で坪60,000円前後、10度~15度で坪85,000円前後、15°~20°で坪130,000円前後が相場です。地域によっても相場は変わります。

基礎補強工事

基礎補強工事というのは地盤が軟弱な場合などに必要になります。表層改良工法で坪20,000円程度、柱状改良工法で坪50,000円程度、そして鋼管杭工法で坪50,000円から70,000円程度です。地盤の状態によって工法も変わってきます。

上下水道の引込費用

上下水道の引込費用に関しては、大きく分けて水道本管取出し工事費と屋外給排水工事費などと分かれている事が多いケースかと思います。水道本管取出し工事というのは、道路から上水道と下水道を敷地内へ引き込む費用となります。こちらの費用は、元々家が建っており、引込がされている場合には必要ないケースもあります。ただし、もともとが駐車場だった場合や、敷地を分筆した際に1棟が2棟になれば当然、1棟分は新規に引込が必要になります。こちらの水道本管取出し工事に関しては、各市町村ごとに異なりますので事前の調査が必要となります。概算費用としては、概ね40万円~120万円としておきましょう。そして、屋外給排水工事費というのは、家の外の配管工事の費用となります。こちらも、道路からの距離や家の水回りの設備機器の個数などによっても変動があるため概算になってしまいますが、概ね50万円~80万円あたりかと思います。それ以外でも、ガス管が引込されていなければそちらの引込費用も必要となります。ガス種にもよりますが概ね20万円~40万円。水道関連でいえば、そのほかに水道加入金といって水道を使用する際に市町村ごとに加入金というものがかかります。こちらも市町村ごとに変わりますが、概ね10万円~20万円。

インテリア関連

インテリア関連では家具やカーテンなどの費用が必要になります。新築に合わせて家具もリニューアルすると気持ちの良いものです。また電設工事関連や空調設置工事なども本体工事ではなく付帯工事扱いとなります。インテリア関連費用の平均は約130万円です。エクステリア関連では、外構や門、庭などをつくるための費用が必要になりますが、平均は約155万円となっています。

消費用

消費用については「登録免許税」「印紙税」「不動産取得税」などの税金関係のほか、「住宅ローン手続き費用」「火災・地震保険費用」「各種負担金」「引っ越し費用」などを考えなければなりません。仮に、土地と建物で3,000万円の戸建を建てる場合、そのうちの2割にあたる600万円程度が付帯工事としてかかり、1割の300万円がその他の諸費用にかかる計算です。合計すると約4,000万円近い費用を、準備しなければならないということになります。

まとめ

もちろん、費用を抑えようと思えば抑えられます。たとえば、外構なども塀や庭を造らず、駐車場だけという具合にすれば随分と費用を抑えることができるでしょう。ただ、せっかくの戸建新築を建てるのですから、トータルで満足のいくものができるように予算をしっかり立てたほうが、後から後悔することも少なくなるものです。家を建てるということは大変なことですから、決して慌てることなく、私たちのような専門家のアドバイスを受けながらじっくり進めていくと良いでしょう。

次回は、こういった建物工事以外にかかる費用を簡単にまとめてみたいと思います。なかなか、わかりづらいものばかりでよくわからない!!って思われる方も多いかと思いますが、言えることは表面的に出ている坪単価や設計単価といった部分だけでハウスメーカーや工務店を選ぶのは危険だという事ですね。それ以外にかかる費用も明確にしきちっと説明してくれる会社が本当にお客様にとってよりよい会社選びの一つの指針になるのではないでしょうか?